この作品は、3人の女性監督が女性ならではの視点で「女性の恋とセックス」を描いた「ポルノチック」シリーズの1作品です。劇場映画監督デビューを果たした池田千尋が、恋に迷い幻想に惑わされる女性の姿を見事に描いています。 物語は、花屋を営むかなえが、店員の大谷と付き合っているところから始まります。しかし、大谷には由起子という本命の恋人がいるため、かなえは別れなければならないと思いつつも、ひとりになることを恐れて別れを決断できません。そんな中、かなえの前にやがて由起子の幻想が現れるようになります。 この作品は、